リターンライダー サーキットへ行く!

サーキットビギナーがバイクの奥深さにはまっていく日記です

袖ケ浦(9回目) ZX-6Rで2回目走ってきました

5月25日土曜日に午後から袖ケ浦フォレストレースウェイに行ってきました。

 

ZX-6Rでサーキットを走るのは2回目となります。

 

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タイヤ空気圧

 前 220kpa

 後 255kpa

 

前回はNinja250SLとの差に戸惑いながらも、倒し込みの軽さや操作全体のしっとり感、安定感に感激しましたが、その加速力や速度感に恐怖を感じてしまい、結局Ninja250SLよりも遅いペースでしか走ることができませんでした。

 

今回はバイクに慣れて少しでもペースアップできればとがんばってきました。

 

さすが土曜日。しかもその日午前中は2輪のライセンス講習会があったので私が到着した時にはすでに13時の枠は売り切れになっていしまっていました。まあ元々14時枠で走るつもりでゆっくり行ったので特に問題なかったのですが。(負け惜しみ)

 

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1本目14時枠を走った感想ですが、気温30度、路面温度41度と5月にしては非常に暑い日だったこともあり、タイヤのグリップ力に不安はなく安心してバイクに体を預けていけたので、集中していろいろな走り方を試すことができました。ライン取り、ギアの選択、加速時・減速時やハングオフ時のフォームなど、性能が高いからこそ転倒時のケガや被害が大きくなるため、今の自分に合った無理のない走り方を試行錯誤してみました。

 

一本目のベストは1分28秒847。前回よりかなり短縮できましたが、まだNinja250SLでのベストを更新できず。

それでもかなりバイクが自分の体に馴染んできた実感があったので、次の枠を休んで走行台数が減るであろう最終の16時枠でもう一度走ることにしました。

 

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そうそう、私は体力的にまだ体幹が弱いらしく、ラップを重ねると疲れから操作が雑になって危ないので30分の枠のうち2回ほどはピットインして休憩するようにしています。だいたいベストラップは休憩後の数周後に出るようで、2本目のベストラップは最後の休憩後の3周目に1分24秒527と自分史上初の25秒切りを達成しました。ちなみにギアはホームストレート後半で4速に入れる以外は第1コーナーからすべて3速固定で走っています。

 

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転倒以来怖くて膝を擦るような走りはできていませんでしたが、積極的に攻めていく中で何度か自然と膝が地面に接触しました。膝擦りできてうれしいというより、転倒のトラウマを払拭できたことと、ZX-6Rに対する恐怖心がかなり薄れたことがとてもうれしかったです。

 

ただ、いろいろな課題も浮かび上がりました。

 

身長が175cmくらいある私にとってNinja250SLだとバイクが軽くて小さいので、ちょこっと腰をずらす(具体的にはお尻の割れ目がシートの角に当たる程度)と無理せずハングオフできて膝も擦れるのですが、同じ調子でZX-6Rでコーナリングしようとすると十分荷重がかけられないのか、上半身をかなり内側に入れてバイクを押さえ込んでいる感じになってしまっていることに気づきました。

 

昨年秋に2りんかんのSRTTレッスンクラスで教えてもらって目からうろこだったことに、「ハングオフはバイクを倒すためじゃなくて、バイクをなるべく倒さないようにするためのものだ」というものがあります。リーンウィズだと寝過ぎてしまうバイクを自分が内側に入ることによって起こす、というものです。そのため外足はつま先立ちになるくらいに伸ばしてバイクに外足の内側全体で荷重をかけつつ固定し、自分はなるべく内側の低い位置に入るのが基本となりますが、今の自分の走り方だとせっかくハングオフでバイクを起こそうとしているのに、腰の移動が不十分なせいで結局上半身を使ってバイクを内側に寝かしこもうとしてしまっています。そこで外足をなるべくつま先立ちになるように伸ばし、腰が内側に浮くくらいに外足だけでバイクをホールドするようにして走ってみました。ただ、また筋力やフォーム自体の問題なのですが、伸ばした外足のふくらはぎがコーナリング中に疲れてプルプル震えてしまい、体を支える力が不安定になって足がすべってバイクから落ちそうになることが何度かありました。その時は結局内側の足裏で内側ステップを踏んで自分の体重を支えてしまうこともあり、本末転倒であるばかりかむしろ転倒の危険もある危ないことに何度か陥ったことがありました。

 

単純に筋力の問題なのか、フォーム自体が間違っているのか、バックステップなどの装備によって改善できる問題なのか、今後いろいろ検討していきたいと思います。

 

いずれにしても全体としては新しいバイクにも馴染んできてベストラップを更新できたので満足しています。今後も課題を一つ一つクリアしながら無理のない範囲でサーキット走行を楽しんでいきたいと思います。