リターンライダー サーキットへ行く!

サーキットビギナーがバイクの奥深さにはまっていく日記です

袖ケ浦(9回目) ZX-6Rで2回目走ってきました

5月25日土曜日に午後から袖ケ浦フォレストレースウェイに行ってきました。

 

ZX-6Rでサーキットを走るのは2回目となります。

 

f:id:elvis-k:20190526141901j:image

 

タイヤ空気圧

 前 220kpa

 後 255kpa

 

前回はNinja250SLとの差に戸惑いながらも、倒し込みの軽さや操作全体のしっとり感、安定感に感激しましたが、その加速力や速度感に恐怖を感じてしまい、結局Ninja250SLよりも遅いペースでしか走ることができませんでした。

 

今回はバイクに慣れて少しでもペースアップできればとがんばってきました。

 

さすが土曜日。しかもその日午前中は2輪のライセンス講習会があったので私が到着した時にはすでに13時の枠は売り切れになっていしまっていました。まあ元々14時枠で走るつもりでゆっくり行ったので特に問題なかったのですが。(負け惜しみ)

 

f:id:elvis-k:20190526141744j:image

f:id:elvis-k:20190526142009j:image

 

1本目14時枠を走った感想ですが、気温30度、路面温度41度と5月にしては非常に暑い日だったこともあり、タイヤのグリップ力に不安はなく安心してバイクに体を預けていけたので、集中していろいろな走り方を試すことができました。ライン取り、ギアの選択、加速時・減速時やハングオフ時のフォームなど、性能が高いからこそ転倒時のケガや被害が大きくなるため、今の自分に合った無理のない走り方を試行錯誤してみました。

 

一本目のベストは1分28秒847。前回よりかなり短縮できましたが、まだNinja250SLでのベストを更新できず。

それでもかなりバイクが自分の体に馴染んできた実感があったので、次の枠を休んで走行台数が減るであろう最終の16時枠でもう一度走ることにしました。

 

f:id:elvis-k:20190526141810j:image

 

そうそう、私は体力的にまだ体幹が弱いらしく、ラップを重ねると疲れから操作が雑になって危ないので30分の枠のうち2回ほどはピットインして休憩するようにしています。だいたいベストラップは休憩後の数周後に出るようで、2本目のベストラップは最後の休憩後の3周目に1分24秒527と自分史上初の25秒切りを達成しました。ちなみにギアはホームストレート後半で4速に入れる以外は第1コーナーからすべて3速固定で走っています。

 

f:id:elvis-k:20190526142032j:image

 

転倒以来怖くて膝を擦るような走りはできていませんでしたが、積極的に攻めていく中で何度か自然と膝が地面に接触しました。膝擦りできてうれしいというより、転倒のトラウマを払拭できたことと、ZX-6Rに対する恐怖心がかなり薄れたことがとてもうれしかったです。

 

ただ、いろいろな課題も浮かび上がりました。

 

身長が175cmくらいある私にとってNinja250SLだとバイクが軽くて小さいので、ちょこっと腰をずらす(具体的にはお尻の割れ目がシートの角に当たる程度)と無理せずハングオフできて膝も擦れるのですが、同じ調子でZX-6Rでコーナリングしようとすると十分荷重がかけられないのか、上半身をかなり内側に入れてバイクを押さえ込んでいる感じになってしまっていることに気づきました。

 

昨年秋に2りんかんのSRTTレッスンクラスで教えてもらって目からうろこだったことに、「ハングオフはバイクを倒すためじゃなくて、バイクをなるべく倒さないようにするためのものだ」というものがあります。リーンウィズだと寝過ぎてしまうバイクを自分が内側に入ることによって起こす、というものです。そのため外足はつま先立ちになるくらいに伸ばしてバイクに外足の内側全体で荷重をかけつつ固定し、自分はなるべく内側の低い位置に入るのが基本となりますが、今の自分の走り方だとせっかくハングオフでバイクを起こそうとしているのに、腰の移動が不十分なせいで結局上半身を使ってバイクを内側に寝かしこもうとしてしまっています。そこで外足をなるべくつま先立ちになるように伸ばし、腰が内側に浮くくらいに外足だけでバイクをホールドするようにして走ってみました。ただ、また筋力やフォーム自体の問題なのですが、伸ばした外足のふくらはぎがコーナリング中に疲れてプルプル震えてしまい、体を支える力が不安定になって足がすべってバイクから落ちそうになることが何度かありました。その時は結局内側の足裏で内側ステップを踏んで自分の体重を支えてしまうこともあり、本末転倒であるばかりかむしろ転倒の危険もある危ないことに何度か陥ったことがありました。

 

単純に筋力の問題なのか、フォーム自体が間違っているのか、バックステップなどの装備によって改善できる問題なのか、今後いろいろ検討していきたいと思います。

 

いずれにしても全体としては新しいバイクにも馴染んできてベストラップを更新できたので満足しています。今後も課題を一つ一つクリアしながら無理のない範囲でサーキット走行を楽しんでいきたいと思います。

 

 

ZX-6Rで初サーキット(袖ケ浦フォレストレースウェイ8回目)

5月7日午後にZX-6Rで初めてサーキットを走ってきました。

 

場所はいつもの袖ケ浦フォレストレースウェイ。13時と14時の2本走りました。サーキットでのバイクと体の慣らしが目的です。

 

f:id:elvis-k:20190520111806j:image

f:id:elvis-k:20190520111820j:image

 

タイヤのサイドがテカテカで慣らしも終わってないため、転倒しないように1本目は特に慎重に走りました。走るパイロンとしてわかりやすいようにビブスを着用し、数周ごとにピットインしてタイヤの状態を確認しつつバンク角を増やしていくようにしました。徐々にペースを上げていくようにし、2本目はビブスを脱いで少し頑張って走ってみました。

 

ZX-6Rの感想ですが、とにかくとても乗りやすい、というのが第一印象でした。走り出すまでは身構えて緊張していましたが、実際ある程度の速度で走ってみてもNinja250SLとあまり変わることのないフレンドリーさというか、身軽さというか、倒し込みが軽くコーナリング中も安定しており不安をほとんど感じることがありませんでした。

 

特にZX-6RはNinja250SLよりもブレーキの効きとコントロール性が格段によく、たとえば袖ケ浦では有名な第一コーナーの小さな水たまりの内側を通るか外側を通るかを、すでにバンクを始めてしまった後からでもブレーキの微調整で決めることができるほどでした。Ninja250SLではブレーキが完全ノーマルであるせいでもありますが、そもそもあまりブレーキが効かないので、コーナーに入る前に遠い位置からラインを決めておかないとうまくいきません。ZX-6Rならライントレースに失敗しそうになってもブレーキのわずかな微調整で修正可能で、まるで自分が急に上手くなったかと勘違いしてしまうほどでした。

 

また全体的に非常にしっとり安定しており、うまく表現できませんがNinja250SLのようにドタバタというかヨロヨロというか、不安感がありません。直線はもちろんコーナーへの侵入時、コーナリング中の車体の安定感などは「よいバイクに乗ってるなあ」という感じを強く受けました。サスペンションや車重、排気量などのいろいろな要素があると思いますが、本当に私のような初心者でも乗りやすく、安心してサーキット走行できるよいバイクだと思いました。

 

ところで2本目の走行の最後のほうで、まあまあ頑張ってタイムを狙ってみたのですが、1分35秒程度とちょっと拍子抜けするほど遅いタイムでした。4コーナーヘアピン後の登りの直線や最終コーナー後のホームストレートなど、250cc単気筒とは比較にならない加速力だったのでちょっと期待したのですが全然だめでした。Ninja250SLでは1分27秒台だったので当面それが目標となりますが、原因としてひとつ言えるのは「速すぎて怖い!」と感じていたことです。もちろん慣らし目標なので無理は禁物ですが、バイク自体に余力があるのに慣れない速度域でアクセルを十分開けることができていませんでした。一部を除きほぼ中回転域のみ。Ninja250SLの時はとにかくレブに当たるほどの高回転域をずっと維持して走っていましたので、今後ZX-6Rでも同様に高回転を積極的に使えるようになるとまた違ってくるとは思います。

 

ちなみに今回2本、計1時間をピットインを挟みながら走ったのですが、また体がバキバキになりました。これまで以上に加速減速のGが激しくなっているので、今後ますます体幹をしっかり鍛えないと上達できないなあ、とちょっと遠い目になってしまいました。

 

f:id:elvis-k:20190520111910j:image

はじめての桶川スポーツランド(Ninja250SL)

ゴールデンウィーク真っ只中の5月2日に初めてとなる桶川スポーツランドに行ってきました。

 

昼休みの1時間が初心者走行枠に当てられているのでそれに間に合うように家を出発しましたが、桶川スポーツランドにたどり着けません!!(笑)

 

車のナビの通りに行ったら細いあぜ道みたいなところに案内されたのですが、目的地までの最後の直線が未舗装で、また昨日の雨で水がたまった深い凸凹になっていてとてもじゃないけどバイクを積んだ車ではまともに通れそうにもありません。結局その後30分くらい道に迷っていたのですが、最後はホンダの交通教育センターレインボー埼玉の横を通ってさっきの道の反対側から何とか行くことができました。それでも十分凸凹のオフロードでしたけどね。

 

そもそもレインボー埼玉はホンダのバイク講習で有名なHMSを開催している施設で、以前はよく、というか去年の夏もお世話になったスクールだったので、「ああ、こんなに近くにあったのね(苦笑い)」という感じで、今度からナビの目的地はこっちにしようと心に誓いました。

 

12時前に桶川スポーツランドに到着できたのですが、さすがゴールデンウィーク10連休ということもあって、舗装の部分はすでに満車で、砂利部分もかなりトランポやバイクのテントで埋まっていました。なるべくガチの方々の迷惑にならないように隅っこの方に車を停め、初めての砂利道に足を滑らせないように慎重にバイクを降ろしました。

 

f:id:elvis-k:20190520111532j:image

 

ぱっと見、受付がどこかわからなかったのですが、キャンピングカーみたいな箱がそれで、中に入って受付をしましたが、今日は午前の転倒に伴うオイル処理で時間が押していて、初心者走行は普段の1時間から30分に短縮されていました。料金は半額の1500円。まあ、どう考えても連続1時間とか体力に不安がある私にとっては腰が破壊されるだけなのでちょうどよいかな、と。

 

そのため開始が30分遅れの13時となったのでたっぷり時間が余ってしまったので3月にナンバーを返納したNinja250SLのリアフェンダーとウインカーを取り外しました。

 

f:id:elvis-k:20190520111558j:image

f:id:elvis-k:20190520111621j:image

 

13時から走行開始になりましたが、待ちきれなかった私はなぜか間違えて先頭に並んでしまい、初めてのコースであたふたしながらみんなを先導するはめに・・。まあ、1周終わった後ホームストレートで速攻ギブアップして後ろに道を譲りましたけどね(笑)。

 

初めて走った感想ですが、つぎから次へといろいろなコーナーが右へ左へとやってくるのでとても楽しく走れた反面、速く走ろうとすると相当なテクニックが必要であることを痛感させられました。ライン取りは事前にネットの動画とか見て勉強していたのですが、やっぱり思うようには走れないですね。でも初心者枠だったので焦ることなくじっくりと考えながら走ることができたのはよかったです。

あと余談ですがここは珍しく左周りのコースなので、たまには桶川に来るとタイヤの左右を無駄なく使えるのかな、とも思いました。

 

桶川スポーツランドは私の家からはやや遠いのですが、また時間を見つけてお昼の初心者枠で練習を重ねていきたいですね。

 

初筑波コース1000(ASRS)Ninja250SL

ASRS 筑波コース1000行ってきました。

 

4月14日(日曜日)に筑波サーキットコース1000で行われた筑波モーターサイクルスポーツ振興会(TMCS)主催のActive Safety Riding School(ASRS)という講習会です。

 

https://t-mcs.com/asrs/

 

元世界GPチャンピオンをはじめとしたプロのライダーが多数講師を務めるライディングスクールで、定員60名をレベル別に4クラスに分けてきめ細かい指導を受けることができます。

 

今回は初の筑波コース1000ということで自己流にならないようにスクールに入ることにしました。

 

朝から不安定な曇り空の中、何とか終わりまで天気がもってくれました。

 

受付は7時50分からでしたが、様子がわからないため早めの7時前には到着していましたので、待ち時間の間にバイクの滑り止めパッドを貼りました。

現在、転倒で破れたコミネのツナギの代わりにヤフオクで安く購入したSOS(スピードオブサウンド)のツナギを使っているのですが、コミネと違って膝の内側に滑り止めがないためにハングオフ時に滑って転倒しそうになっていたので、事前に準備した滑り止めのタンクサイドバッドを加工して貼りました。

 

7時50分開始の受付が終わると車検です。受け取ったゼッケンをフロントカウルに貼ってスタッフの方にバイクをチェックしてもらいます。このとき右のステッププレートのネジが緩んでいることを指摘され締め直しましたが、気づかず乗っていて脱落でもしていたら転倒したり後続車の危険になったため指摘していただいて助かりました。ほんと反省です。

 

スクールの流れは午前は短めの慣熟走行2回とその間のミーティング、午後は20分間のフリー走行2本となります。途中ミーティングでアドバイスされたように、とにかく速く走るよりきれいなフォームやラインで走行することを意識してサーキット走行を楽しみました。

 

はじめてのコース1000でしたが、Ninja250SLにはちょうどよい感じで、コースレイアウトはトミンに似た感じですが全体に広さや長さがあり、ダイナミックに大きめのコーナーを楽しむことができます。ストレートではさすがにミドルやリッターバイクには置いて行かれますがコース2000や袖ケ浦ほどの絶望感はなく、ヘアピンなどのコーナーごとに追いつく感じなので何となく「バトル感」を楽しむことができます。

 

あとやっぱり体幹の筋力不足は痛感しますね。一応基本に則ってコーナー前のブレーキング時はももちろんコーナリング中も、ほとんど腕に力を入れることなくすべて体幹と下半身だけで体を支えているのですが、これだとすぐ背筋をやられてしまいます。走行開始10分しないうちに背中に疲れが出てきてフォームが乱れがちに・・。最後の方は気力で走っているのですが、走行後は背筋がパンパンに張ってしまいます。みんなどうしているのでしょうか?わたしだけ極端に筋力がないだけなのかな?

 

また今回もいろいろ課題が見つかったので練習を重ねて克服していきたいです。

SRTTトミン体験スマイル走行会(2回目)

3月21日(木・祝)にトミンモーターランドで行われたSRTTトミン体験スマイル走行会に参加してきました。昨年9月以来2回目の参加です。

 

今回はとりあえずサーキット走行の勘を取り戻すことと基本の再確認が目的です。

 

ところが朝から天気はあいにくの雨。午後からは晴れるようですが、路面は完全にウェット。転倒以来タイヤの滑る感覚がトラウマになって恐る恐るバイクに乗っている私としては転倒する未来しか見えません!本格復帰第一弾がこれとは。。(涙)

 

f:id:elvis-k:20190324163410j:image

 

f:id:elvis-k:20190324163419j:image

 

走行クラスは4クラス中一番下の先導クラス。前回9月の時点では最終的に内藤先生の真後ろと走らせてもらっていた関係か、先導クラス5台中真ん中の3番目からスタート。自信喪失中なのでできれば一番後ろがよかったんですが仕方ありません。無理せずがんばってみます。まあ前2台がリッターバイクなので、ハイパワーバイク2台が濡れた路面でコケなければ軽くて馬力のない250ccなら大丈夫かな、と自分にいい聞かせながらとにかく雨の中を慎重に走るのみです。

 

最初の上級クラスの走行開始時にはほぼ雨はやんでおり、徐々にコース路面も乾き始めています。私のクラスが走り出す直前にはだいぶ乾いてきておりかなり安心していたのですが、走行開始直前から再びまさかの雨!路面は完全ウェットに逆戻り・・。

 

かなりビビりながら内藤先生が先導する前のバイク2台に遅れないようにがんばってついて行きます。とにかく意地でも絶対コケないことだけを目標に、コーナーではバンク角を最小限にするためにオーバーなほど全身をつかって体重移動し、「雨なのに逆にヒザ擦るんじゃない?」くらいのハングオフで走っていました。もちろんアクセルやブレーキにも神経を張り巡らして繊細に操作し、とにかくすべての動作を滑らかに行うようにしました。途中から本格的に雨が降り始めましたが、雨の中でも意外とタイヤがしっかりグリップしてちゃんと走れることを身をもって体験することができ、この1本目の走行で転倒のトラウマをだいぶ払拭することができました。

 

2本目はハーフウェットで速度レンジが上がってくるとさすがに前2台のリッターバイクから離れてしまうようになり、3本目からは他の講師の方が私専属で先導していただけることになりました。走行ラインは内藤先生と違い、サーキットでよく見るコーナーのインに早く着いて最短距離で曲がるラインで先導していただきました。250ccの速度を保ったままコーナーを抜けるラインというよりも、今後大型にステップアップした際に役立つラインとのことです。これまでの侵入からやや大回りしてイン側の縁石に徐々に近づきクリップにつくラインではなく、早々にインについてそのままコーナーを抜けるラインのため、これまでよりもかなり内側に向けて突っ込みつつブレーキングを行い、その勢いのままバンクして遠心力でタイヤを地面に押しつけ、その遠心力を感じたままクリップをかすめて立ち上がる感じです。タイヤのグリップ力にかなり頼ったラインと思われますが、3本目の時点では路面はほぼドライで、雨の中の走行ですでに自信を回復していた関係で自分としてはかなり積極的に攻めていけたと思います。前回9月の時点では4本目の最終でやっと33秒台数回、ベストは一回だけ出た32秒台の32.487秒だったのですが、今回は3本目後半から33秒台を連発、4本目では32秒台を連発することができました。ベストは32.355秒とベストでもわずかに9月の記録を更新することができました。リハビリ目的だったことを考えれば上出来かと。

 

あとよかったことは、2本目の途中くらいでコーナリング中にふと冷静になって自分を観察できた瞬間があったのですが、フルバンク中にバイクを下半身でガッチリホールドできており、完全に腕の力が抜け全くハンドルに力を入れずに右手2本の指でブレーキレバーを繊細に調節できていたことに気づきました。おそらく雨の中で走行した際に滑らかな動きを意識して知らず知らずの間に出来るようになっていた可能性と、転倒事故後かなり意識して下半身や体幹の筋力や柔軟性を鍛えてきた成果ではないかと思います。またトミン唯一の左コーナーについてもやや苦手意識があったんですが、オーバーアクション気味に最終コーナーを見る勢いで体をひねって振り返りつつコーナーに侵入するときれいにクリップについて小さく抜けることが出来るようになりました。

 

 

以上よかったことをまとめますと、

・ 今回最初の雨天走行のおかげで繊細な操作を学ぶことができた。

・ ウェットでも思った以上にタイヤはグリップしてくれることに気づいた。

・ バイクを下半身だけでホールドし、ハンドルに無駄な力をかけずブレーキを繊細に扱うことができるようになったことで、コーナーをきれいに曲がることができるようになった。

・ コーナリング中にタイヤのグリップ力と遠心力を感じることができ、トラウマをかなり払拭することができた。

 

逆に課題としては

・ 途中疲労から操作が雑になってきていたので、今後さらに体力を付ける必要がある。

 

です。

 

各走行枠後半は体力を使い果たし、精神的にもバテてしまって途中で息をすることを忘れていた位でした。翌日気がついたのですが、背中やふくらはぎの疲労や筋肉痛に加え、なぜかこめかみが筋肉痛になっていました。多分相当歯を食いしばっていたのではないかと思います。

体力の増強や体幹から下半身の筋力強化はバイクがうまくなるためには絶対に必要なんだということを今回の経験であらためて認識することができました。

 

どんどん走って必要な筋力や体力を付けていきたいと思います。

 

とても充実し、楽しい1日でした!

またSRTT参加します!

サーキット走行復帰(袖ケ浦7回目)

3月14日の午後に袖ケ浦フォレストレースウェイに4ヶ月ぶりに走りに行ってきました。

 

大転倒してバイクを大破させて以来のサーキット走行で、体とバイクの慣らしが目的です。

 

f:id:elvis-k:20190324162548j:image

 

f:id:elvis-k:20190324162608j:image

 

f:id:elvis-k:20190324162620j:image

 

午後の3枠目、15時から1本だけ走行しました。タイムは気にせず基本的な動作を確認しながら慎重に走ります。

 

記録するのを忘れましたが気温や路面温度もこの季節としては低くなくタイヤも十分温まっているはずですが、転倒のトラウマのせいかいまいちタイヤのグリップ力を信用できません。(まあ大転倒の原因はタイヤではなく単なる操作ミスですが・・。)各コーナーを探り探り抜けていきます。

 

それでも何周も走行するうちに徐々に感覚を取り戻してきて徐々にペースアップ。それでも油断して転倒でもしたらさすがに3回連続となりもう立ち直れなくなるので、今回は自制して1分40秒程度と流す程度の速度で体を慣らしていきました。

 

バイクの方も公道での走行で十分確認はしていましたが、サーキット走行でも特に不具合や変な振動などもなく問題ないことを確認することができました。

 

 

来週はSRTTのトミンのサーキット走行会に参加し、本格的なサーキット走行復帰の予定です。

 

未だフルバンク中にリアがズリっとグリップを失った瞬間の感覚(1回目の転倒)や、ラインを間違えて縁石を踏んでバイクごと宙に飛んだ感覚(2回目の転倒)が体に残っていて、走行中もついつい体が固くなってしまいます。

 

たくさん走ることでしかこのトラウマは払拭出来ないと思うので、積極的に講習会に参加してどんどんサーキット走行に慣れていきたいと思っています。

筑波サーキット体験走行 再び

本日3月9日に筑波サーキットで定期的に行っているサーキット体験走行にまた行ってきました。今回で3回目ですから慣れたものです。

 

f:id:elvis-k:20190324174605j:image

 

で、目的は慣らしを終えたZX-6R のタイヤの皮むきと全開走行です。(といっても体験走行なので時速100kmプラスアルファ程度しか出せませんが、低いギアであっても高速道路でアクセル全開はさすがに危険なので。)

 

実は4日前に1ヶ月点検を終え、オイルとフィルターの交換をしてもらっていました。その時点での走行距離は900kmだったのでこの数日で走行距離を稼ぎ、本日筑波までの道中で1000km達成ということで晴れてアクセル全開解禁です!

 

感想ですが、さすがに遠慮して8000回転程度しか回せなかったのですが、当然ですが250ccとは次元の異なる加速感ではありました。リッターバイクのロケットのような加速をちょっと期待していたのですが、もうちょっと回さないとだめなのかな?

 

でも全体的に思ったよりも取り回しが軽快で、身構えるほどの威圧感もなく、慣れれば手足のように扱えそうなフレンドリーさが印象に残りました。(比較対象は手放したNinja1000です。すばらしいバイクで今でもすごく大好きなのですが、大型免許取り立てだったこともあり、とにかくバイクを自分の制御下に置くことができなかったため売却した経緯があります。その点ZX-6Rはあらゆる面において安心感があります。)

 

ただタイヤについてはサイドの皮むきが終わっていない新品だったことや、転倒のトラウマと相まってコーナリング中にタイヤのグリップを信用して走ることができませんでした。なのであまりバンクさせることができず、また速度が低いこともあって十分な荷重もかけられず、最終的にはほとんど皮むきができていませんでした。残念。

 

 

とはいうものの250ccからステップアップしてきれいに乗りこなせるようになるとそれはそれは楽しいだろうな、という期待がさらに膨らむ結果となり、3回目とはいえまたあらためて新鮮な体験をすることができました。

 

楽しかったです。