リターンライダー サーキットへ行く!

サーキットビギナーがバイクの奥深さにはまっていく日記です

ZX-6Rで初サーキット(袖ケ浦フォレストレースウェイ8回目)

5月7日午後にZX-6Rで初めてサーキットを走ってきました。

 

場所はいつもの袖ケ浦フォレストレースウェイ。13時と14時の2本走りました。サーキットでのバイクと体の慣らしが目的です。

 

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タイヤのサイドがテカテカで慣らしも終わってないため、転倒しないように1本目は特に慎重に走りました。走るパイロンとしてわかりやすいようにビブスを着用し、数周ごとにピットインしてタイヤの状態を確認しつつバンク角を増やしていくようにしました。徐々にペースを上げていくようにし、2本目はビブスを脱いで少し頑張って走ってみました。

 

ZX-6Rの感想ですが、とにかくとても乗りやすい、というのが第一印象でした。走り出すまでは身構えて緊張していましたが、実際ある程度の速度で走ってみてもNinja250SLとあまり変わることのないフレンドリーさというか、身軽さというか、倒し込みが軽くコーナリング中も安定しており不安をほとんど感じることがありませんでした。

 

特にZX-6RはNinja250SLよりもブレーキの効きとコントロール性が格段によく、たとえば袖ケ浦では有名な第一コーナーの小さな水たまりの内側を通るか外側を通るかを、すでにバンクを始めてしまった後からでもブレーキの微調整で決めることができるほどでした。Ninja250SLではブレーキが完全ノーマルであるせいでもありますが、そもそもあまりブレーキが効かないので、コーナーに入る前に遠い位置からラインを決めておかないとうまくいきません。ZX-6Rならライントレースに失敗しそうになってもブレーキのわずかな微調整で修正可能で、まるで自分が急に上手くなったかと勘違いしてしまうほどでした。

 

また全体的に非常にしっとり安定しており、うまく表現できませんがNinja250SLのようにドタバタというかヨロヨロというか、不安感がありません。直線はもちろんコーナーへの侵入時、コーナリング中の車体の安定感などは「よいバイクに乗ってるなあ」という感じを強く受けました。サスペンションや車重、排気量などのいろいろな要素があると思いますが、本当に私のような初心者でも乗りやすく、安心してサーキット走行できるよいバイクだと思いました。

 

ところで2本目の走行の最後のほうで、まあまあ頑張ってタイムを狙ってみたのですが、1分35秒程度とちょっと拍子抜けするほど遅いタイムでした。4コーナーヘアピン後の登りの直線や最終コーナー後のホームストレートなど、250cc単気筒とは比較にならない加速力だったのでちょっと期待したのですが全然だめでした。Ninja250SLでは1分27秒台だったので当面それが目標となりますが、原因としてひとつ言えるのは「速すぎて怖い!」と感じていたことです。もちろん慣らし目標なので無理は禁物ですが、バイク自体に余力があるのに慣れない速度域でアクセルを十分開けることができていませんでした。一部を除きほぼ中回転域のみ。Ninja250SLの時はとにかくレブに当たるほどの高回転域をずっと維持して走っていましたので、今後ZX-6Rでも同様に高回転を積極的に使えるようになるとまた違ってくるとは思います。

 

ちなみに今回2本、計1時間をピットインを挟みながら走ったのですが、また体がバキバキになりました。これまで以上に加速減速のGが激しくなっているので、今後ますます体幹をしっかり鍛えないと上達できないなあ、とちょっと遠い目になってしまいました。

 

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