リターンライダー サーキットへ行く!

サーキットビギナーがバイクの奥深さにはまっていく日記です

サーキット走行 袖ケ浦2回目(祝!初膝スリ!)

 9月6日に午後からお休みをもらったので再び袖ケ浦フォレストレースウェイに行ってきました。

 

今回は先日交換したばかりのタイヤRS10の皮むきが目的です。

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あとGPSロガーのLT−6000Sに外付けGPSアンテナを付けてみたので動作確認もついでに行います。

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お店から家まで10数km走っただけなので、ヒゲがびっしり残る新品同様のタイヤ。

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タイヤの印字さえくっきり!

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(1本目)14:00〜(30分間)、晴れ

 

タイヤの空気圧は冷間で

 フロント 190kPa(指定空気圧200kPa)

 リア   210kPa(指定空気圧225kPa)

タイヤの様子がわからないので下げる量は控えめにしています。

 

前回初走行でのラップタイムがベストで1分40秒くらいだったので、30秒前半、できれば30秒切りたいかな。でもタイヤが新品で滑りやすいので最初は慎重に走ります。

 

今日は午前中にライセンス講習会があったので走る人が多いのでは、と心配していましたが(動くパイロンとして他のライダーに迷惑をかけないように)、講習会に出た人は13時の枠で走ったのか、14時枠では私を除いて5-6台程度しか走っていないように見えました。そのおかげもあって思った以上にのびのびとタイヤ慣らしとサーキット走行を楽しむことができました。また走行時間後半ではかなりタイヤの感触にもなじんできて、コーナーではしっかりブレーキングからフロント荷重、バイクをバンクさせ立ち上がりも積極的にアクセルを開けることができるようになりました。

 

その他にも各コーナーでのギアの選択やライン取りなども、事前に研究させていただいていた上手な方の走行動画も思い出しつつ自分なりに考えて走ることができました。

 

タイヤの感想ですが、ラジアルタイヤはタイヤを潰して走る、と聞いていましたが、その点は今回はいまいち実感はできませんでした。ただ、前回走った標準のバイアスタイヤと比較してすべてにおいて落ち着きと安心感が高く、積極的にいろいろな走り方を試すことができました。

 

 1本目走行直後のリアタイヤです。

調子に乗ってフロントに荷重を移し過ぎてリアをロックさせてしまうことが何度かあったためか、ちょっと表面が荒れ気味ですが、一応端まで皮むきができました。

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(2本目)16:00〜(30分間)、晴れから曇り

 

タイヤの空気圧は冷間で

 フロント 180kPa

 リア   200kPa

タイヤを潰す感覚がわかるかどうか、 先ほどよりさらに少し下げて試してみます。

 

本当は1本目終了後、想像以上に疲労していたためこれで終了しようと思ったのですが、少し休憩してから最終の16時枠で走るかどうかを決めることにしました。

 

疲労の原因は30分間連続走行による体力的な疲れもあったのですが、いろんな情報や経験が一気に頭に流れ込んできて私の脳の処理能力を超えてしまった思考能力の疲れもあったようです。

 

15時枠の走行を見学しながら頭の中を整理しつつ自分の走りと比較します。

実は先ほどの走行でのベストラップが1分35秒と、前回の40秒よりは短縮できていたのですが、何か納得できないというか、もっと速く走れたはずという思いがずっとありました。やはりせっかく来たのでその思いを確かめるべくもう1本走ってみることにしました。 

 

最終となる16時枠はほとんど人がおらず、私以外には1名だけ走っている状態でした。その方には最初の方に1度追い越されましたが、その後はほとんど貸切状態で自分の走りに集中することができました。

 

走行開始後、前半こそラップタイムが1分35秒前後で推移していましたが、一つ一つのコーナーでの動作を丁寧に意識しつつ、かつ高速コーナーではタイヤのグリップ力を信じて積極的にコーナリングスピードをあげて行くことで、後半では膝が路面に接触し始め、タイム的にも1分30秒をコンスタントにマークできるようになりました。結局29秒台を2度記録することができ、ベストは1分29秒18と個人的には袖ケ浦2回目としては上出来だと思われる結果を残すことができました。

 

まあ膝スリに関しては、バンク角が増えてきた中盤からチョンチョンとかすかに膝のバンクセンサーが路面に接触する感触があったので、「せっかくなので記念に膝スリしとくか!」的なノリで結構無理ヒザっぽくなってしまった感はあります。

 

でも一回膝スリを経験するとそれまでの恐怖心がなくなり、コーナーで「バイクが倒れそう」という不安が解消されました。というか今回「膝が路面に接触する程度までのバンク角ならバイクはコケない」という経験を得ることができたので、今後は安全マージンをとりつつ積極的にコーナーを攻めていける自信にはつながりました。

 

ちなみに私のninja250SLはプチバックステップである「セットバックプレート」を付けているのですが、それでも膝スリ中にステップのバンクセンサーがわずかに地面に触れる感じがしたので、ちょう膝スリできるバンク角が今のこのバイクの限界かもしれません。

  

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初膝スリの記念写真。無理ヒザ感満載ですみません。

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今回2本走行した中であらためてたくさんの課題を見つけることができました。

ハードなブレーキング時に右腕に力が入ってしまいセルフステアを妨げてしまったり、下りの最終ヘアピンでリアをロックさせてしまったりして、コースの逸脱や転倒にもつながる危険な場面も何度か経験してしまいました。

 

自分は調子に乗りやすいタイプなので、自信過剰にならずにあらためて今日の走りを復習し、美しい走行フォームとさらなるタイム短縮を目指したいと思います。