リターンライダー サーキットへ行く!

サーキットビギナーがバイクの奥深さにはまっていく日記です

筑波サーキット体験走行

今年春と夏の2回ほど筑波サーキットの体験走行に行ってきたのでその時のことを書きます。袖ケ浦フォレストレースウェイでライセンスを取る以前のお話です。

 

筑波サーキットの体験走行は筑波サーキットが主催し、ツナギなしの普段のライディング装備でサーキット走行を体験できる気軽に参加できるイベントです。

 

www.jasc.or.jp

 

サーキット走行はマーシャルカーの先導に従って5周します。この走行会はバイクだけでなく4輪自動車も参加でき、バイク、車の順に体験走行をします。

 

たびたび夕方に開催されており、筑波サーキットの公式ページによると2018年は18回開催されるようで、私は6月9日と8月4日の2回にわたり参加してきました。6月の体験走行がものすごく楽しくて、調子に乗って8月にも参加してしまった次第です。

 

詳しくは公式を参照していただくとして、体験走行の日程にはA日程とB日程があり、A日程はレースイベントのあと、B日程は通常のスポーツ走行や貸し切りイベント後の夕方の時間帯に開催されます。そのためそれぞれ集合時間や入場ゲート、必要な費用が異なります。ちょうど私は6月がB日程、8月がA日程だったのでその違いを経験することができました。これから行かれる方の参考になれば幸いです。

 

【1回目】

6月9日のB日程ですが集合時間がやや遅く16時までに集合となります。私は少し早めの15時過ぎに着きました。入場ゲートはやや北側にあるDゲートで、入り口で守衛さんに「体験走行に来ました」と伝え500円の入場料を払えば中に入れてもらえます。

Dゲートを入って左側に行くと体験走行参加者用に2輪と4輪別に列ができていたのでその後ろに1列に並んで駐車します。その後バイクを停めた場所のさらに奥、北側にあるサーキットホールというブリーフィングが行われる白い建物の中で受け付けを済ませます。ここで1,000円を支払い免許証の確認と承諾書へのサインなどを行います。

 

この日行われていた4輪のスポーツ走行が押していて少し遅くなりましたが、このあと同じ建物で簡単なブリーフィングが行われ、その後は時間までホール、または自分の車両のところで待機です。

 

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 こんな感じで1列になって待っていました。写真では見えませんがこの右側には体験走行に参加する4輪が1列に並んで待っています。ちなみにこの日バイクは2グループに分かれて走行することになりましたが、他の多くの方はリッターバイクなど大型が多かったので、希望してグループの最後尾にしてもらいました。

ちなみに写真に見える奥の壁はサーキットの第一コーナーのフェンスですね。地図と照らし合わせてもらえれば駐車する場所の位置関係がわかると思います。

 

その後は時間が来たら先導に従ってバイクに乗って移動。ピットロードからコースインして気持ちよくサーキット走行開始です。後半は先導の車も結構スピードを上げてくれていましたが、高速道路プラスアルファぐらいでNinja250SLでも問題なくついて行ける程度、むしろハングオフで気持ちよくコーナリングできる程度の速度でしたので、リッターバイクの方は不満だったかもしれませんが、私レベルの初心者にはちょうどよい楽しい体験走行ができました。

 

体験走行後は4輪の走行が終わるのを待って、希望者はホームストレート上で写真撮影ができます。

 

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 4輪だと家族や友人も同乗できるのでワイワイ言いながらサーキット走行を体験できて楽しそうです。今度は4輪でも来たいな。

 

【2回目】

そしてそんな興奮も覚めやらぬ8月4日、調子に乗ってまた体験走行に行って来ました!

 

今回はA日程なので前回との違いは南側のBゲートから入ります。こちらがメインスタンド前なので本来のメインゲートになるのかな?この日はレースが行われており、そのためか入場時に1,000円の入場料が必要になります。(待ち時間にレースの観戦ができます。)体験走行用の駐車場はやや北側のCゲート付近。受付はメインゲート下のチケット売り場のようなブースで15時までに前回同様走行料金1,000円を支払って行います。この日のブリーフィングは前回と違って駐車している場所の青空の下で簡単に行われました。そしてコースへはピットロードからではなく、Cゲート正面にあるメインストレート外側のゲートからの途中入場となります。ここからどうやってコースの反対側にあるピットロードまで行くのか疑問だったので納得です。

こんな風に前回よりもちょっと緩い感じで体験走行が始まりました。今回は125ccの小型バイクや初めてらしき女性ライダーも多く参加しており、今回はかなり前方のリッターバイク集団に混じって走行しました。

 今回は前回よりも少しペースが速く、さらに気持ちよく走ることができました。そんな中、何周目かの第一ヘアピンで膝スリできそうなくらいきれいにハングオフが決まった時には記念にムリ膝してみようかと一瞬思ったのですが、Gパンが引っかかって転倒する未来が見えたのでやめましたww

 

私は事前に予約しましたが、筑波サーキットの体験走行は枠があれば当日でもいきなり参加できます。A日程ならレースの観戦の帰りに、さっきまで応援していたその選手が走っていた同じサーキットを、今着ているそのままの装備で自分のバイクに乗って走行できるのです。

初心者の方でも公道よりも広くて安全なサーキットをムリのない速度で走行することができます。私はリッターバイクについて頑張って走りましたが、もちろんゆっくり普段のツーリングくらいのペースで景色を眺めながら走ることもできます。

他のサーキットでもやっているところもあるようなので、サーキット走行に興味がある方はまずはこういった普段着で参加できる体験走行から始めてみるのもよいと思いますよ。

 

かく言う私はこの2回目の体験走行の9日後に、突然袖ケ浦のライセンスを取りに行くことになったのですが、本格的に始めるきっかけにはよかったと思っています。